今回はFP3級の資格勉強をする際に苦手だった
- 株価収益率
- 株価純資産倍率
- 自己資本利益率
- 自己資本比率
- 配当利回り
- 配当性向
上記6点について、後から確認しやすいようにまとめていこうと思います!
「株式投資に用いる指標って数が多くてどれがどれか分からない。。」といった方などに読んでいただけると嬉しいです!
株式投資に用いる指標について一通り記事に出来たので、一旦まとめておきます。
一緒に確認していきましょう!
目次
株式投資の指標とは
まず、株式投資の指標というものが何なのかまとめていなかったので定義だけでも記載しておこうと思います!
株式投資の指標とは文字の通り、
株式投資の指標:株式投資を行うときの判断基準となる指標
となります。
指標は株価や財務諸表の数字から算出します。
会社の経営状態や資産価値を分析する際に、銘柄比較の1つの基準としてこの指標は用いることができます。
その中でも主な指標について今回はまとめていきます!
- 株価収益率
- 株価純資産倍率
- 自己資本利益率
- 自己資本比率
- 配当利回り
- 配当性向
どの会社に投資をするか考える際の、1つの指標としてあるのですね!
投資するか決める際には、『倒産しない会社か』、『これから収益をあげられる会社か』などなど心配事が沢山ありますよね。。
株価のみで判断することなく様々な指標も考慮に入れて、しっかり研究したいです。
株式投資の指標
以前まとめた記事はこちらのリンクからどうぞ!
〇株価収益率・株価純資産倍率
【FP3級】株式投資に用いる指標について① PERとPBRを詳しく確認!〇自己資本利益率・自己資本比率
【FP3級】株式投資に用いる指標について② ROEと自己資本比率を詳しく確認!〇配当利回り・配当性向
【FP3級】株式投資に用いる指標について③ 配当利回りと配当性向を詳しく確認!株価収益率
株価収益率の定義・計算するための数式は下記の通りです。
株価収益率(PER):株価が1株あたり純利益の何倍の値段が付けられているか示す指標
このPERはPrice Earnings Ratioの略となっています。
株価収益率を比較することで、下記のようなことが分かります。
株価収益率が低い⇒株価が割安
株価収益率が高い⇒株価が割高
株価-純利益の関係性を見たい場合は、この指標ですね!
株価純資産倍率
株価純資産倍率の定義・計算するための数式は下記の通りです。
株価純資産倍率(PBR):株価が1株あたり純資産の何倍の値段が付けられているか示す指標
このPBRはPrice Book-value Ratioの略となっています。
株価純資産倍率を比較することで、下記のようなことが分かります。
株価純資産倍率が1倍に近いもの⇒株価が割安
株価純資産倍率が1倍よりも高いもの⇒株価が割高
『株価=1株当たりの純資産』となっていることを基準としているため、1倍に近いか高いかで比較されています。
株価-純資産の関係性を見たい場合は、この指標ですね!
自己資本利益率
自己資本利益率の定義・計算するための数式は下記の通りです。
自己資本利益率(ROE):株主が出資したお金を使って、どれだけの利益を上げたか見る指標
単位は%となります。
このROEはReturn On Equityの略となっています。
自己資本利益率を比較することで下記のようなことが分かります。
自己資本利益率が高い⇒自己資本から生み出す収益が多い
自己資本利益率が低い⇒自己資本から生み出す収益が少ない
純利益-自己資本の関係性を見るのがこちらの指標となります!
自己資本利益率が高い会社は、儲け上手な会社と言えそうですね!
自己資本比率
自己資本比率の定義・計算するための数式は下記の通りです。
自己資本比率:返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるか示す指標
単位はこちらも%です。
自己資本比率を比較することで下記のようなことが分かります。
〇自己資本比率が低い
⇒他人資本の影響を受けやすい(負債の割合が大きい)⇒不安定な会社経営
〇自己資本比率が高い
⇒他人資本の影響を受けにくい(負債の割合が小さい)⇒安定した会社経営、倒産しにくい
返済不要の自己資本-純資産の関係性を見るのがこちらの指標となります!
会社経営が安定しているか否かを見ることが出来るようですね。
配当利回り
配当利回りの定義・計算するための数式は下記の通りです。
配当利回り:購入した株価に対していくら配当を受けることができるか示す指標
単位は%となります。
配当利回りを比較することで下記のようなことが分かります。
〇配当利回りが低い
⇒配当金が少ない or 株価が高い⇒株価に対して受け取れる配当金が少ない
〇配当利回りが高い
⇒配当金が多い or 株価が安い⇒株価に対してより多い配当金を受け取れる
配当金-株価の関係性を見る指標となります!
株の運用の際に配当金を重視したい方にとっては、参考に出来る指標となりそうですね。
配当性向
配当性向の定義・計算するための数式は下記の通りです。
配当性向:純利益に対して配当金をどれくらい支払っているかを示す指標
単位は%となります。
配当性向を比較することで下記のようなことが分かります。
〇配当性向が低い
⇒配当金が少ない or 純利益が高い⇒株主に配当はあまりしていない
〇配当性向が高い
⇒配当金が多い or 純利益が低い⇒株主により配当している
注意しておくべきなのは、配当性向が低い=悪いという考え方が必ずしも正しいというわけではないということです。
投資をして事業を広げたり、様々な開発をするために資金を使う等の用途で資金をより使いたい場合にも、配当金の割合が下がります。
そのときの投資により今後会社の価値が高まり、さらに株価が上がるという可能性もあります。
あくまでも、1つの指標として考えることが必要ですね!
配当金-純利益の関係性を見る指標となります!
株式投資の指標は種類が多く、私の特に覚えにくかった範囲となります。。
日本語・短縮されている英単語の意味をしっかり理解すると覚えやすくなると思うので、一緒に頑張りましょう。。!
比較すると何が分かるかも知っておくとさらに頭に残りやすくなるかもしれませんね。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
明日はまたFP3級の続きを書いていこうと思いますので、またよろしくお願いいたします!