今回からはタックスプランニングの分野で、覚えるのに苦労した所得控除についてまとめます。
- 所得控除とは
- 所得控除の種類紹介(⇒次回から詳しく確認していきます!)
上記2点についてまとめつつ、不明点を調べていきます。
「所得控除ってどんなもの?」と思っている方などに読んでいただければ嬉しいです。
とにかく種類が多い所得控除。。
覚えるには本当に苦労しました。。
この回ではそもそも所得控除とは何ぞやということに重点を置き、書き進めていきたいと思います。
目次
所得控除とは
まずは、『所得控除』とはどんなものか書いていきます。
所得控除の定義は
所得控除:税金を計算するときに、所得から控除できるもの
となっています。
名前の通りだなとは思います。
ただし、税額の計算方法が分からないのに所得から控除できるって言われても何のこと??と思ってしまうかもしれません。。
所得税の計算方法(所得控除の立ち位置確認!)
所得控除がどこで出てくるか・どんな立ち位置なのか把握するために、所得税の計算方法をおさらいしておきましょう!
- 所得金額をそれぞれ計算する【利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得、雑所得】
- 課税標準を計算:各所得の足し合わせ(Ex.)給与所得+配当所得+利子所得+…)
- 課税所得金額を計算:課税標準ー所得控除
- 所得税額を計算:課税所得金額×税率
- 申告税額を計算:所得税額ー税額控除
所得控除は課税所得金額を計算する際(③番)に出てくるのですね!
このフローでの私にとって分かりにくかった箇所を少し調べたり、分かりやすく書いてみたりしてみますね。
まず、この所得って何ぞやとなると思うので調べてみます。
所得⇒下記計算式で算出した金額のこと
計算式:収入ー必要経費
計算する期間:1/1~12/31
※収入には種類があり、それぞれ〇〇所得と名前が付けられている。
所得の計算方法が種類により異なるので、それぞれの種類につき計算する必要がある。
専門用語が分かりにくい。。となると思うので専門用語を使わずに書いてみると
- 各所得を計算(概念としては収入ー必要経費だが、所得により計算内容が異なるので注意!)
- 各所得の足し合わせる(バラバラに計算したので、合算!)
- 足し合わせた所得から所得控除を引く(所得の最終形態!税率をかける手前)
- ③の計算結果×税率で一旦税額を計算(税額控除が全くない人はここで所得税決定)
- 税額控除に該当する人は④ー税額控除を計算(税額控除ありの人もここで所得税決定)
上記のようになります!
かっこの中身が私のイメージです。
こう見ると、所得の計算・税額の計算の最後の部分で控除を引くという流れになっているのですね!
一旦流れを認識してしまえばとても分かりやすいですね。
所得控除はフローの中でも③で登場していましたね!
最終的に税額を掛け、暫定の税額を計算をするための所得計算に用いるようですね。
次に、これにはどんな種類があるのか見てみましょう!
所得控除の種類
次回から詳しく見ていく予定の、所得控除の種類を列挙していきます。
- 基礎控除
- 配偶者控除
- 配偶者特別控除
- 扶養控除
- 障害者控除
- 寡婦控除
- ひとり親控除
- 勤労学生控除
- 社会保険料控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 小規模企業共済掛金控除
- 医療費控除
- 雑損控除
- 寄付金控除
ずらずらっと書いてみましたが、全部で15種類もあるのですね。。
次回からはこれら控除について、じっくり確認していきたいと思っています!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
明日は土曜日なので、ポケモンの記事となります。
またよろしくお願いいたします!