こんにちは!
日商簿記3級合格に向けて勉強中のあざらしです。
日商簿記3級の内容の中でも基本中の基本である仕訳をする際に必要な知識
- 仕訳とは
- 仕訳のグループ①資産とは
上記2点についてまとめつつ、不明点を調べていきます。
「仕訳ってどんなもの?」「資産ってどんなものが該当するの?」といった方に読んでいただけると嬉しいです!
前回まとめたものは、全て仕訳をすることから始まります。
ざっくり仕訳とはどんなことをするのか、どんなことを覚えていく必要がありそうかまとめていこうと思います!
目次
仕訳とは
仕訳とは
勘定科目と金額を使って取引を記録していくこと
となります。
勘定科目は
簡単な用語
で、既に決まっているものとなっています!
まずは、この勘定科目の名前などを覚える必要がある気がしますね。
覚えることが多そうですが、気合いを入れていきましょう!
具体的に、どんな風に仕訳をしていくか見ていきましょう。
仕訳のルール
仕訳は
- 1つの取引を2つに分けて記入する
- 5つの要素に対応する勘定科目に対して、増えたら左右どちらかに記入+減ったらその反対側に記入する
という2つのルールの下で行われます。
具体的にどんな感じに仕訳するのか見てみましょう。
商品を現金100円で仕入れた場合
(仕入)100 (現金)100
仕入・現金という勘定科目を使って仕訳をしていますね!
金額はやり取りをした金額なのでそのままですね。
商品を現金200円で売り上げた場合
(現金)200 (売上)200
現金・売上という勘定科目を使って仕訳をしていますね。
仕訳の例②では、現金の表記があるのが左側ですね。。
金額はこちらもやり取りをした金額をそのまま記載するようです。
仕訳の具体例を見ると、確かに誰が仕訳しても同じように出来そうだし、見るときにも紛らわしくないので便利そうだなと思いますね。
端的な言葉が、勘定科目となっている予感がします。
仕訳の例を見ていると、
勘定科目がどんなグループに含まれているか
知らないと、左へ書くのか右へ書くのかも難しいことが分かります。。
今回はそんなグループのうちの1つである資産について見ていきましょう!
仕訳のグループ①資産
仕訳のグループを1つずつチェックしていきましょう!
今回は資産がどんなグループになってるのかまとめていきます。
資産は
一般的に財産と呼ばれるもの
が該当します。
具体的には
- 現金
- 預金(普通預金・定期預金など)
- 土地
- 建物
- 備品 など
が資産のグループに入っています。
この資産は
- 資産が増える⇒仕訳の左側
- 資産が減る⇒仕訳の右側
に記入することになっています。
ふむふむ、資産は増えたら左へ、減ったら右へ記入するものなのですね。
仕訳の例見直し!
仕訳の例は先ほどはこんな勘定科目を使って仕訳をしていますね~と軽く見るだけでした。
実は、資産の項目『現金』が入っていたので、しっかりルールに従って仕訳できていたかチェックしてみましょう。
商品を現金100円で仕入れた場合
(仕入)100 (現金)100
仕入という勘定項目がどんなものかは未だに分かりませんが、現金は資産の項目ですね!
この取引では、現金100円と引き換えに商品を手に入れています。
つまり、現金は減っている=資産が減るということになります。
資産のグループでは
- 資産が減る⇒右側へ記入
となっているので、今回の仕訳では右側に(現金)100と記入します!
ルールに従って、仕訳できていそうです。
商品を現金200円で売り上げた場合
(現金)200 (売上)200
こちらの例でも売上という勘定項目がどんなものかは未だに分かりませんが、現金は資産の項目です。
この取引では、商品を受け渡すのと引き換えに現金を手に入れています。
つまり、現金は増えている=資産が増えるということになります。
そのため、
- 資産が増える⇒左側へ記入
となっているので、今回の仕訳では左側に(現金)200と記入します!
こちらもルールに従ってきちんと仕訳できていそうです。
仕訳のルールの中でも資産について理解するだけで、現金がなぜ左と右に書かれていたのかが分かりましたね!
こうして1つずつ覚えていくことで、仕訳を見ればどんな取引があったかすぐ分かるようになりそうです。
勉強を始めた当初はこの資産の項目が最も理解しやすかったので、この勘定科目が増えたのか・減ったのかをまず書き込んでから仕訳をしていました。
覚えやすいものを先に頭に定着させてしまうと、楽かもしれませんね!
ここまで読んで下さりありがとうございました。
次回からは資産以外の勘定科目のグループについて、例題などを交えつつまとめていければなと思っています。
またよろしくお願いいたします。