こんにちは!
日商簿記3級合格に向けて勉強中のあざらしです。
日商簿記3級の内容の中でも基本中の基本である仕訳をする際に必要な知識
- 仕訳のグループ②負債とは
- 負債を含む仕訳の具体例
上記2点についてまとめつつ、不明点を調べていきます。
「負債ってどんなもの?」「負債ってどんなものが該当するの?」といった方に読んでいただけると嬉しいです!
仕訳のグループの2つ目、負債はどんなものが該当するのかチェックしていきましょう!
具体例を見たほうが分かりやすいかと思うので、負債を含む仕訳を2つほどのせておきますね。
前回の記事はこちら!良ければ見てみて下さいね。
【日商簿記3級】独学で資格取得! 理系主婦のノート:仕訳とは+仕訳のグループ①資産目次
負債とは
まずは、負債とはどんなものかチェックしていきましょう!
負債は
後日お金を支払わなければならない義務があるもの
が該当します。
具体的には
- 借入金:銀行などからお金を借りた際に使う勘定科目
- 買掛金:仕入れの際に、代金を後日支払うことにした場合に使う勘定科目
- 未払利息:当期分の利息をまだ支払っておらず、来期支払わなければならない場合に使う勘定科目 など
が負債のグループに入っています。
負債のグループに入っているものは、いずれも後日お金を支払わなければならない義務があるものですね!
名前だけ見ても分からないものもあるかもしれないので、『これは後日支払う必要があるものなのか?』と考えるとよいかもしれません。
具体的な勘定科目は今後また別枠でまとめていこうと考えているので、その際にまた一緒にチェックしていきましょうね。
今回はさくっと、こんなものが負債に該当するのね~と概要をチェックできればと思います!
負債のグループは
- 負債が増える⇒仕訳の右側
- 負債が減る⇒仕訳の左側
に記入することになっています。
ふむふむ、負債は増えたら右へ、減ったら左へ記入するものなのですね。
資産とは逆なのですね!
負債を含む仕訳の具体例
やはり、具体例を見るのが一番分かりやすいかと思うので、今回も具体例をまとめていきますね。
仕訳の例①
現金1,000円を借り入れた場合
(現金)1,000 (借入金)1,000
借入金は、銀行などからお金を借り入れた際に用いる勘定科目です。
お金を借りた場合には、後日支払う義務が生じるのでこの勘定科目は負債のグループに入っていることが分かりますね!
現金1,000円を借り入れた場合、現金が増える代わりに借入金も増えることになります。
借入金が増える=負債が増えるということですね。
負債のグループは
- 負債が増える⇒仕訳の右側へ記入
となっているので、今回の仕訳では右側に(借入金)1,000と記入します!
確かにルールに従って仕訳されていそうですね。
※今回は負債のグループに注目していますが、前回確認した資産の勘定科目『現金』が含まれているのでそちらも見てみましょうか!
借り入れることで、現金は増えています。
現金が増える=資産が増えるということになります。
資産のグループでは、
- 資産が増える⇒仕訳の左側へ記入
となっているので、今回の仕訳では左側に(現金)1,000と記入します。
こちらも正しく仕訳されていそうですね。
仕訳の例②
借入金500円を現金で返済した場合
(借入金)500 (現金)500
借入金は、銀行などからお金を借り入れた際に用いる勘定科目です。
お金を借りた場合には、後日支払う義務が生じるのでこの勘定科目は負債のグループに入っていることが分かりますね!
借入金500円を現金で返済した場合、現金が減る代わりに借入金も減ることになります。
借入金が減る=負債が減るということですね。
負債のグループは
- 負債が減る⇒仕訳の左側へ記入
となっているので、今回の仕訳では左側に(借入金)1,000と記入します!
確かにルールに従って仕訳されていそうですね。
※今回は負債のグループに注目していますが、前回確認した資産の勘定科目『現金』が含まれているのでそちらも見てみましょうか!
借入金を返済することで、現金は減っています。
現金が減る=資産が減るということになります。
資産のグループでは、
- 資産が減る⇒仕訳の右側へ記入
となっているので、今回の仕訳では右側に(現金)1,000と記入します。
こちらも正しく仕訳されていそうですね。
本来であれば、借り入れる際には元金の返済に加え利息の返済もする必要があります。
これは、借入金についてまたまとめようかと思いますので、その際にまた詳しく見てみましょうか。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
負債は資産とは増えたとき・減った時で逆の場所に仕訳をしていくことが分かりましたね!
他にもグループは沢山あるので、ざっとチェックしていきましょう!