【調剤事務管理士】独学で資格取得! 理系主婦のノート:医師番号等

今回は、医師番号、処方月日・調剤月日、摘要部分の記載方法についてまとめます。

医師番号

1調剤毎のブロックの前についている医師番号の欄には、レセプト作成の際に保険医師名を書いた左にある番号を記載します。

処方箋が2・3枚あったとしても、同じ医師に処方してもらった薬の処方箋をレセプトに書く場合は、1のみ書くことになります。

一方、2枚だけでもそれぞれ異なる保険医師名が記載されていれば、その保険医師名の横に書いてある番号を処方された欄に対して書きます。

あざらし
あざらし

書く欄は沢山あるようにも見えますが、1調剤毎に1番上の欄にのみ書けばOKです。

突然1調剤なんて言われてもさっぱりかと思いますので、説明書きも書いておきます。

1調剤

いつ服用するか・何日分処方されたかが同じ薬のこと

①内服用固形剤と内服用液剤

②内服錠とチュアブル錠・舌下錠

など服用方法が異なるものは1調剤の中に含めることは出来ない

レセプトの処方部分にはばらばらに書いても分かりにくいので、

  • 同じ服用方法のものでかつ服用タイミングが同じもの
  • 処方された期間が同じもの

はまとめておいたほうが計算も楽なのでこのような単位があると思われます。

処方してくれた先生の名前の横にある番号を記載していくだけなのでこちらも簡単ではありますが、勢いで1を書いて埋める癖などをつけてしまうとミスしやすくなるので確認しながら進めるのがいいかと思います!

処方月日・調剤月日

処方月日=保険医によって処方箋を処方してもらった日

調剤月日=保険薬局で保険薬剤師に調剤してもらった日

をそれぞれ記載します。

見る箇所・書き方はまた箇条書きにしますね。

  • 処方月日:処方箋の交付年月日を参照し、レセプトの処方月日欄(1調剤ごとに一番上の欄1箇所のみ)に記載する
  • 調剤月日:処方箋の調剤済年月日を参照し、レセプトの調剤月日欄(1調剤ごとに一番上の欄1箇所のみ)に記載する

書き方自体はこちらも特に難しいことはありませんが、処方月日と調剤月日が異なる場合もあるので確認してから記載するようにしましょう!

摘要

試験では摘要欄に記入するのは休日加算・深夜加算があった場合にいつ調剤したか記載するくらいになります。

テキストには、介護保険に相当するサービスを行った際に記入すべきことがあると記載されているのですが、こちらを問題では見たことがありません。。

実際のレセプトではよく書かれる箇所なのでしょうか。。

試験で参照する箇所と書く内容は、下記の通りです。

  • 摘要欄:処方箋の備考欄を参照し、緊急受付の記載があった場合、レセプトの摘要欄に日時+緊急受付と記載する

具体的な例としては6/27(日)休日午後7時緊急受付とあった場合には、6/27(日)休日緊急受付と記載します。

あざらし
あざらし

この場合は、適用されている加算が休日加算のため、時間はここでは大切でないので省きます。

時間外加算と休日加算どちらが適用されるか悩まれるかもしれませんが、適用されるのはより加算量が多い加算になるため休日加算が選択されます。

ちなみに、時間外加算・休日加算・深夜加算は保険薬局の開局時間外に処方箋を受付して調剤した場合に、それぞれ調剤料・調剤基本料に掛けて加算されるのですが、掛けられる数・適用される時間はそれぞれ下記の表のようになっています。

表1 時間外加算・休日加算・深夜加算と適用される日・時間帯、掛けられる数

加算の名前適用される時間・日掛けられる数
時間外加算6~8時、18時~22時100/100
休日加算日曜、祝日、1/2、3、12/29~31140/100
深夜加算22時~翌朝6時200/100

何個も該当しそうな場合には加算される額がより大きいものが選択されます。

つまり、祝日の22:00に緊急受付した場合は適用される加算は深夜加算になり、この場合は

〇/△祝日22:00緊急受付

とレセプトに記載します。

この辺りは慣れてくれば簡単かとは思いますが、慣れるまではどこに書いてあるのか。。と途方に暮れる瞬間もあるかもしれないので、そんなときにお役に立てればいいなと思いまとめておきました。

ここまで読んでくださりありがとうございます!