今日は試験にはよく出てこないが薬の種類として別にあるものを一気に2種類さくっとまとめておきます。
- 湯煎薬
- 湯薬
こちらの2つについても定義・書き方について書いていきます。
目次
浸煎薬とは
なんだか、名前を見るだけだと千と千尋の神隠しのかまじいを思い出す感じですね。。
定義は下記の通りです。
生薬を保険薬局にて浸煎して液剤とした薬
知らない言葉がたくさん出てきたのでそれぞれまとめます。
- 生薬:天然のまま薬として応用するもの Ex. 植物、菌体、血清など
- 浸剤:水もしくはお湯で生薬を浸出し、有効成分を抽出したもの
- 煎剤:水に生薬を入れた後、一定時間熱を加えて浸出させ有効成分を抽出したもの
浸煎薬は浸剤と煎剤の2通りがあるようです。
知らない薬がたくさんあって勉強になります。。
書き方
浸煎剤は調剤報酬を計算する際に、1調剤分として処方されたすべての数量を記載します。
1回の受付では3調剤までが限度でそれ以上は3調剤として計算します。
限度剤数については、内服薬・外用薬と同じ条件ですね。
記載する内容は内服薬と異なり1調剤分すべての数量となっているのでその点は注意が必要となります。
書き方についても見てみましょう!
- 「浸煎」
- 医薬品名 用量(調剤した全量)
- 投薬日数
定義のみ見て、記載内容を考えるとこのようになります。
書いたことがないため、参考程度でお願いします。。
湯薬とは
2種類以上の生薬を保険薬局で混合調剤し、患者が服用するために煎じる量ごとに分包した薬
これは。。私の大好きなあたしンちのアニメで父が漢方を煮だしていたものを思い出します。
湯薬という名前ですが、液剤ではなくって細かく切られた生薬が入った固形物なのですね。
煎じて飲む際にお湯に入っているから湯薬なのでしょうか。。
書き方
湯薬は内服薬と同じように1調剤分は1日分を記載します。
また、1回の受付では3調剤が限度となります。
内服薬と似ているのですね!
次に書き方についても見てみましょう。
- 「湯」
- 医薬品名 用量
- 1日用量(1日何回 いつ服用するか)
こちらも定義通りですが、おそらく1日用量の部分は1日何回、いつ服用するかも記載するものと思われます。
こちらも()の中は推定なのでその点はご留意ください。。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。