今日は私が苦手意識のある損害保険のうち、火災保険・地震保険についてまとめていこうと思います！
この火災保険・地震保険はジャンルのようなものなので、これの中にさらに保険の種類があります。
数学の弁図のようなイメージですね。
損害保険の中に火災保険・地震保険などがあり、その中にさらにより細かい保険の種類があるという感じです。
その保険の内容も確認しておく必要があります。。
火災保険は火災以外にも対象となるものがあるので、どれが該当するのかも要注意ですね。。
火災保険・地震保険それぞれについて、何が対象となっているか注意しながら、さらに細かい保険は何があるのかまとめてみます！
目次
①火災保険
まずは、火災保険から書いていきます。
火災保険の定義もおさらいとして書いておきます。
火災保険： 火災によって生じた建物や家財の損害を補てんするための保険
火災保険にはさらに保険の種類が2つ存在します。
名前と認識しておきたいことを箇条書きに、さらに対象もまとめてみます。
- 住宅火災保険：一般的な火災保険
- 住宅総合保険：住宅火災保険の補償範囲+αの火災保険
対象：居住用の建物とその建物内の家財(どちらの保険も)
2つ別の名前がついていますが、補償範囲によって名前が変わっているようですね。
異なるのは補償範囲ということだったので、2つの保険で補償範囲がどう異なるのか比較してみましょう。
表1 住宅火災保険と住宅総合保険の補償範囲
| 損害 | 住宅火災保険 | 住宅総合保険 |
| 火災 | 〇 | 〇 |
| 落雷 | 〇 | 〇 |
| 破裂・爆発 | 〇 | 〇 |
| 風災・雹災・雪災 | 〇 | 〇 |
| 給排水設備事故による水漏れ | × | 〇 |
| 盗難 | × | 〇 |
| 外部からの落下・飛来・衝突 | × | 〇 |
| 持出家財の損害 | × | 〇 |
| 騒擾（そうじょう）などの集団行動 または労働争議に伴う暴力行為もしくは破壊行為 | × | 〇 |
| 水災 | × | 〇 |
| 地震・噴火・津波 | × | × |
参考：一般社団法人 日本損害保険協会 https://www.sonpo.or.jp/insurance/kasai/index.html
この表を見てみますと、住宅火災保険の補償範囲は、火災・落雷・破裂・爆発・風災・雹災・雪災ということが分かります。
火災以外にも補償内容が多いことが分かりますね。。
私は、風災・雹災・雪災が何が具体的に対象となるのかさっぱり理解できなかったので、対象はどんな災害なのか調べてみました。
〇風災：台風・旋風・竜巻・暴風
※台風によって起きる洪水・高潮等は除きます
〇雹災：大粒の雹による損害
〇雪災：豪雪の際の雪の重み、落下などによる事故または雪崩
※融雪水の漏入・凍結、融雪洪水・除雪作業による事故は除きます
事故例：①台風による強風で屋根瓦が破損②雪崩に巻き込まれて自宅が倒壊
参考：損保ジャパン https://faq.sompo-japan.jp/sumai/faq_detail.html?id=80221
風災は台風が含まれるものの、台風によって起きる洪水・高潮等は含まれないのですね。。
これらは住宅総合保険の対象にある水災に含まれるのでしょうか。。
水災についてもどんなものが対象か調べてみました。
〇水災：台風や暴風雨、豪雨などによる洪水、高潮、土砂崩れなどによる災害
やはり、こちらに含まれるようですね！
台風による被害は風にまつわるものであれば、住宅火災保険で補償され、台風の雨によって生じる洪水・高潮・土砂崩れの被害に対しては住宅火災保険では補償されないことが分かります。
台風によって生じる洪水・高潮・土砂崩れの被害に備えたい方は住宅総合保険に入る必要があるようですね。
個人的には、 住宅総合保険では騒擾（そうじょう）などの集団行動または労働争議に伴う暴力行為もしくは破壊行為・盗難・給排水設備事故による水漏れ等にまで補償が広がることに驚きです。。
この住宅火災保険と住宅総合保険で押さえておくべき点は、住宅火災保険の補償範囲と地震・噴火・津波は両方とも補償対象外であるということですね。
あとは、具体的にどういう場合に適用されるか認識しておけば、自分の中で大分整理されてきそうです。
②地震保険
先ほど、住宅火災保険・住宅総合保険共に補償対象外だった地震と名前の付いたこちらの保険も確認していきましょう！
まずは定義をおさらいです。
地震保険：火災保険とセットで加入する必要がある、地震・噴火・津波によって生じた火災について補てんするための保険
対象： 居住用の建物とその建物内の家財
対象は火災保険と同じですね！
ただ、ここで注意すべきなのは、家財は1個もしくは1組で30万円を超える貴金属や宝石、絵画・彫刻などの美術品は補償の対象外となるそうです。
家財は居住用の建物に収容されているものと定義されているので、自動車も含まれません。。
暮らす上で必要なものを保障してくれる保険となるのですね。
もし、貴金属や宝石、絵画や彫刻を補償に入れたい場合はどうしたらいいのでしょうね。。
一つずつ保険でもいれるのでしょうか。。
こちらも機会があれば調べてみますね。
火災保険・地震保険について対象はどうなっているかまとめてみました。
じっくり見ていると、台風のことなど認識が曖昧なのに気にしておらず、そのせいで更に覚えにくくなっていると感じる部分もありました。。
分からないと感じたら、とことん納得できるまで調べてみるといいかもしれませんね！
ここまで読んで下さりありがとうございました。
明日は土曜日なので、ポケモンの記事になります！
FP3級の記事はまた続きを書いていく予定ですので、またよろしくお願いいたします。
