【FP3級】理系主婦の資格活用!雇用保険

今日は退職した際にお世話になった雇用保険について知っておきたいことを記載していきます。

あざらし
あざらし

この雇用保険というものについても、正直働いている際に意識したことは全くなく、勉強したり、実際に利用しようとして初めて知りました。

名前・制度について何となく知っているだけでも役に立つことがあると思いますので、まとめておきます!

雇用保険はそもそもどんな保険かというと『労働者が失業した場合などに必要な給付をしたり、再就職を援助する制度』となっています。

対象者

対象

企業の労働者
※社長・役員・個人事業主及びその家族は加入不可

あざらし
あざらし

つまり、会社で働いている人はほぼ対象者ということになりますね。

基本手当とは?

先ほど、雇用保険の内容で労働者が失業した場合に必要な給付を受けられるとあったその給付です。

ただし、この手当は働く意思と能力があるが失業している人に給付されるものになります。

つまり働く意思がない人、仕事を辞めて専業主婦になる人などは対象外になります。

給付額

離職前6カ月間の賃金日額の45~80%
※賃金日額は離職前の6カ月間に支払われた賃金総額÷180日で求める

給付日数

失業理由、被保険者期間、年齢により異なる

表1:自己都合、定年退職の場合の年齢ー被保険者期間に対する基本手当の給付日数

10年未満10年以上
20年未満
20年以上
全年齢90日120日150日

表2: 倒産、会社都合の年齢ー被保険者期間に対する基本手当の給付日数

1年未満1年以上
5年未満
5年以上
10年未満
10年以上
20年未満
20年以上
30歳未満90日90日120日180日×
30歳以上35歳未満90日120日180日210日240日
35歳以上45歳未満90日150日180日240日270日
45歳以上60歳未満90日180日240日270日330日
60歳以上65歳未満90日150日180日210日240日

給付期間はこのように60歳に近づくほど長くなることが分かります。

給付のタイミング/受け取る条件

給付はいつから?

ハローワークにて離職票提出・求職申込み後、7日間待期期間→給付
※自己都合退職の場合:7日間+3カ月給付されない

この失業理由については自己都合でも夫の転居を伴う転勤についていくため退職をした場合などは考慮されます。

あざらし
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3カ月の給付制限がなくなることもあるのでハローワークで話をきちんと聞くといいかもしれません。

受け取る条件

離職前2年間で被保険者期間が12カ月以上あること
※倒産、解雇の場合→離職前1年間に被保険者期間が通算6カ月以上あること

雇用保険回りの手続きをしたり、内容を学んでいく中で、給付してもらえる、税金が還付される場合などは自分で手続きしないといけないことが多いように思いました。

そのため、このような制度を自発的に学び、活用していく必要があると強く感じました。

このページに記載されていることは現在の情報なので随時新しい情報を調べなおすことをお勧めします!

※給付条件が変わっていくことなども十分考えられるため

ここまで読んで下さりありがとうございました!